煌きの裏側

ものごとには二面性がある、って
以前どこかで投稿しました。

表と裏。
天と地。
右と左。
上と下。
光と影。
じっくりとトロい。
すばやいとだだくさ。

煌き、という言葉を受けとったとき
同時に湧いてきた言葉がありました

死、です。die

感覚的には、こちらのほうが先に
すこ〜しずつながれてきて、
その中に煌きが強く放たれていました。

そして煌きを得たあとは、
混沌と、
死が横たわっていました。

どうしようもない、
どうしようもできない、死

まるで、いきなり宇宙空間に
ほっぽり出されたかのような

時間感覚もなく
接触感もなく
重力感もない
暗い中を彷徨っている、
という感覚。

ずーーーーん。

しばらく、それを感じていて
ふと、気づいたのは

人間の一生も、
その一生の中で起こる出来事も、
全部同じ、ってこと。

例えば、1日を見れば
人と会って話してる時に煌いて
あとは死んでるように見えたり

1年で見たならば
あの時期は調子よくて煌いてたけど
そこ以外は振るわなくて
死んでるように見えたり

一生で見たならば
働いて動いてる時は毎日が煌いてたけど
それ以外は死んでるようにみえたり。

そして多数の人を見たならば
いま、煌いてるようにみえたり
いま、死んでるようにみえたりする。

ただ、それだけのことで。

煌いてることがいいとか
死んでるようにみえるのがだめとか
そういうんじゃなくて。

ただの、状態なんだな。

昼と夜があるように。
睡眠があって活動ができるように。

我々は、そうやって
日々、輝き発しながら生きてるんだ。

でもこれは、
生きてるからこそできるのであって
ほんとに死んじゃったら、
なんもできなくなっちゃうからね。

あなたが煌いた瞬間は、
どんなときでしたか?
あなたが死んだように思えたのは、
どんなときでしたか?

KoKo

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書家・アーティスト KoKo(光煌)のブログ。 お仕事依頼、日常のこと、 書や写真の貸出など。 Japanese Calligrapher / Artist

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