公園で書を書くの巻
新緑の中、
代々木公園に行ってきました~!!
気持ちよかったです^^
わんちゃんを連れて散歩している人や、
ランニングで何周もしている人。
烏や雀や、虫に木々のざわめき。
しばいぬは癒されますね~
ふと、【翳】という漢字が浮かんできました。
日本はね、昔から翳(かげ)の文化なんです。
仏像とか、仏壇とか思い浮かべてもらえるとわかりやすんですけど、きんきらきんに装飾されてますよね。
ああいうものって、基本はお社とか建物の中に安置されてます。
そこで、むかしむかしの、たいまつとかろうそくしかなったころを想像してみてほしいんですが、お社の中はお昼間でも薄暗くて、よる、特に新月の夜なんかは真っ暗だったんじゃないかなって思うんです。
その、真っ暗なよる、ろうそくのほのあかりでぼぉっと仏像が浮かび上がる光景は、とてもとても荘厳なものだったんだろうなって思います。
現代人からすると、少し華美にも見える仏像や仏壇ですが、ちゃんとそういった意味があるんですね。
つまり、光もたいせつなんだけれど、翳もたいせつにしているというのが、我々日本人なんです。
【翳】の文化については、谷崎潤一郎「陰翳礼賛」に当時の谷崎氏からみた翳が、便所から床の間まで書かれてますのでオススメです(笑)
代々木公園はほんとに気持ちがいい!
KoKo
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